悩みもエネルギーです。
パワーがあります。
人は、その時々の感情の影響を受けて世界を観ています。
悲しい時は世界が悲しく見えてきます。
苦しい時は世界が苦しく見えてきます。
悲しみや苦しみに心が満ちた人に、「今、世界が何色に見えますか?」と聞くと、多くの場合、黒色とか灰色と答えます。
「悶々としている・・・」時、マイナスの感情エネルギーが、心の中で活動しています。
そのような苦しみから脱却するのに効果的な方法が2つあります。
それは、悶々と働くマイナスのエネルギーを外に出してしまうことで、
一つは誰かに聞いてもらうこと、
もう一つは紙に書き出すことです。
自分一人で出来る方法が、紙に書き出す方法。
とにかく全部悩みを書き出します。
私の経験だと、20~30くらいで書き止る方が多いです。
100も200も書ける方はほとんどいません。
たまに100くらい書きだす方も、よく見ると、同じ内容を、表現を変えて書いてあるだけです。
次に、その書いた内容をよく読んで、自分で解決できるものには○印をつけます。
自分では解決できないものは×印をつけます。
どちらか判断に迷うものに△印をつけます。
○ 印をつけたものを、優先順位をつけて改めて書き直します。
そして、その悩みにどう対処したらいいかを書いていきます。
出来るだけたくさんアイデアを考えて書いていきます。
こうすることにより、今まで「悶々と心の中で暴れていた悩みという感情エネルギー」が、外に出て、最初の物質化をしたと考えます。
『想い』は物質化・現象化するといいます。
物質化することにより、悶々と心の中で暴れていたエネルギーが明確化します。
そして、解決思考をとることにより、思考も感情もどのように解決するかに集中するようになります。
人は、何に集中しているか、出来事にどのような意味付けをするかで、行動が決まります。
「解決したい」という思考に集中し、
悩みの解決方法を見出すことに意味付けし、
その方法を実行することにより、感情と行動を変え、未来を変えていくことが出来ます。
『解決する』という物質化・現象化が起こってきます。
以上