私は夢に向かって 生きて行く

サロネーゼの使命

以前、私の家の近所に一人のエスティシャンがサロン経営をしていました。そこは、洗練された技術を驚くほどの低価格で提供していたため、大変混んでいました。しかし、その後そのお店は閉店してしまったのです。

 

聞くところによると、驚くほどの低価格のため、一日にたくさんのお客様を施術しないと必要な売上、利益を確保できないので、朝から夜遅くまで働き、ほとんど休みもなく、体力的にかなり無理をして体を壊してしまったようです。

 

また高価な化粧品を購入するにも資金にも窮していました。その方はよりよいものを提供したいという気持ちの強い、人柄のよい人でしたが、報酬としての「お金」をもらうことに抵抗感のある人でもありました。そのため結局は資金がまわらなくなり立ちゆかなくなりました。

 

一生懸命がんばっているのに空回りしている感じがサロンにも漂い、だんだん癒しや豊かさの幸福感よりも、疲れたサロネーゼに気をつかいたくなるような雰囲気になっていったようです。

 

低価格というサービスをしているつもりが、結局、本来お客様が求めるサービスから離れていってしまったといえるでしょう。

 

サロネーゼは経営者です。経営者の使命はお客様に正しい商品やサービスを提供し、正しい報酬をいただくこと、そして事業を存続させることが第一歩なのです。


拙著 『好きな仕事で年収1000万円を稼ぐ方法』より