明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いします。
昨年は、開業&業績アップセミナーにも、パーソナルコーチングにも、整体院、接骨院、エステサロンの技術者や事業主がたくさん参加されました。この数年、業績が大きく下がっているので、もう一度、事業計画を立て直して業績を上げたい。というニーズや、まだ売上げがあるうちに、業態転換したいと言われるニーズが大半でした。
業績が下がる大きな要因は、供給過剰にもあるようです。マーケット(市場人口)が変わらないのに、サービス提供者がどんどん増えています。こういう局面で個人店は大手にはない独自サービスや魅力、強みを持たないといけません。目の前(今期や今月)の売上げ・利益を上げながら、未来(数年後)の売上げ・利益を上げる方法を考えます。
「強みの上に自らを置くことが出来る」と、売上げが上がって行きます。
下記はビジネスジャーナルからの転記です↓
以前より「もみほぐし」や「整体」はあったが、産業として「その他サービス業」に分類されていた。13年10月総務省の日本標準産業分類に「リラクゼーション業(手技を用いる)」が新設された。矢野経済研究所の推定によれば、14年の産業規模は約1100億円だそうだ。
「協会の会員会社は現在約150社です。15年3月には会員会社が展開している店舗数は全国1950店でしたが、10月には2100店となりました」
このように、店舗数だけから見ても年率10%を超える成長が続いている。また2100店舗で働くセラピストの数は約1万7000人いるそうだ。
「協会への入会率は20~30%ではないかと推計されているので、日本全体でリラクゼーションスペースの数は1万店を超えた可能性があります」
●あん摩、マッサージも伸びている
厚生労働省「平成26 年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況」によれば、治療院系の事業所の数は以下の通りである。
・あん摩、マッサージ及び指圧:1万9271カ所
・鍼・灸を伴う:6万3127カ所
・柔道整復(「整体」を呼称しているケースもあり):4万5572カ所
・その他:2862カ所
総数13万832カ所は、調査2年前の統計より4.0%増えている。高齢化を背景に「医療産業」というより「QOL(クオリティ・オブ・ライフ)産業」あるいは「快楽産業」として成長している分野ともいえる。
リラクゼーション業界も、高齢化などの社会事情を背景に成長という恩恵を受けている業界といえる。歯科やコンビニの数にはまだ及ばないが、コンビニの店舗数増大の割合より高い成長率だ。
(文=山田修/ビジネス評論家、経営コンサルタント) ビジネスジャーナル20160104 より転記
環境の変化を見て、自分を変えることができる店舗が勝ち残るようです。
今年も良い年にしていきましょう!